マイコプラズマ否定試験培地

再生医療等製品や細胞基材を用いた医薬品などの安全性確保の検査として、マイコプラズマ否定試験は必須となっています。

生物学的製剤基準参照組成のマイコプラズマ否定試験用液体培地のご紹介です。日本薬局方、ならびに生物学的製剤基準の培地性能試験に適合した増殖能を示します。サンプルのご提供も可能ですので、お問い合わせください。

マイコプラズマとは?

  • 人工培地で発育可能な最小の細菌。分類学上はモリキューテス網に位置するマイコプラズマ属、ウレアプラズマ属、スピロプラズマ属、アコレプラズマ属等の細菌をマイコプラズマと総称されています。数百種類が知られており、形態は球体、フィラメント状、らせん状等、菌種によって多様です。寒天培地上では、一般に目玉焼き状のコロニーを形成します。
  • 細胞壁がなく可塑性を示すため、ろ過滅菌フィルター(孔径0.22μm)でも捕捉しきれません。またβ-ラクタム系抗生物質に感受性がありません。
  • 動植物界に広く分布し、自然界では宿主特異的な感染を示しますが、培養細胞では試薬類(血清等)や培養作業従事者等を介して、宿主域を超えて感染し、汚染の原因となります。
  • 培養細胞の表面または内部に寄生し、共存して増殖します。培養液の混濁や細胞変性を起こさないため、マイコプラズマ汚染が生じても気づきにくいことが知られています。

当社のマイコプラズマ否定試験用液体培地の特徴

  • 生物学的製剤基準を参照した組成です
  • 日本薬局方、ならびに、生物学的製剤基準の培地性能試験に適合した増殖能を示します
  • 調製済み液体培地ですので、各公定書に基づくマイコプラズマ否定試験に直接使用可能です
  • -20℃以下の保存で1年間使用可能です
  • 国内で製造しています

培地性能

マイコプラズマ否定試験用液体培地Ⅰ

ブドウ糖を代謝するマイコプラズマ種の検出に使用可能です。

赤色透明のブドウ糖添加液体培地で、ブドウ糖を代謝するマイコプラズマ種の増殖によりpHが低下し、色調が黄色に変化します。

マイコプラズマ否定試験用液体培地Ⅱ

アルギニンを代謝するマイコプラズマ種の検出に使用可能です。

赤橙色透明のアルギニン添加液体培地で、アルギニンを代謝するマイコプラズマ種の増殖によりpHが上昇し、色調が赤色に変化します。

生物学的製剤基準に準じた培地性能試験結果

生物学的製剤基準の培地性能試験に準じて、培地10mLに下記マイコプラズマ属(<100CFU)を接種し、7日目の色調変化を評価しました。

その結果、培養7日間で7菌種ともに液体培地の色調変化が認められました。

日本薬局方に準じた培地性能試験結果

日本薬局方の培地性能試験に準じて、培地100mLに下記マイコプラズマ属(<100CFU)を接種し、培養7日目の増殖を平板培地で確認しました(平板培地のコロニー有無で判定)。

その結果、培養7日間で2菌種ともに平板培地でコロニー形成を確認しました。

サンプル

サンプルのご用意がございます。
お気軽にお問い合わせください。

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製品情報

製品名マイコプラズマ否定試験用液体培地Ⅰマイコプラズマ否定試験用液体培地Ⅱ
製品コード6920769208
統一商品コード302692071302692088
JANコード49873026920714987302692088
包装100 mL100 mL
希望納入価13,000円13,000円
貯蔵方法-20℃以下-20℃以下
製造後の使用期限12か月12か月

※当製品は特注品であるため、事前にお問い合わせください。

取扱上の注意

本試薬は研究用試薬であり、それ以外の目的に使用しないでください。診断目的には使用できません。
すべての検体は感染性のあるものとして扱い、防護具(眼鏡、手袋、マスク等)を着用の上、十分に注意をして操作を行ってください。